vol.492 => 声をかけて、反応を見る・・・

□■□■---------------------------2019.3.4----□■□■

 

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クロスロードの辻口です。

 

今日は、

 

           声をかけて、反応を見る・・・

 

というお話です。

 

 

「何かあったら、いつでも言ってきてくれ。」

 

「常々、部下にこう声をかけている」と話す上司の人を、よく目にします。

 

でもこれ、ダメとは言わないけど、部下のケアとしては50点です。

 

 

こう声をかけられて、部下はどう感じるでしょうか。

 

「何かあったらの『何か』って、何だよ?」

 

「いつでもって言うけど、いつも忙しそうじゃないか。」

 

こんなふうに感じている部下の人って、多いと思います。

 

だから、言われる側の部下は、こう考えます。

 

「まあ、いよいよ何かあったら、上司に声をかけよう。」

 

 

「まめに声をかけて、反応を見ろ」。

 

これは、スキューバダイビングのガイドをしていた時に、先輩たちからよく言われました。

 

「何かあったら、いつでも言ってくださいね。」

 

こう伝えても、よっぽど体調が悪かったりしないと、お客さんは言わないんです。

 

とくに日本人は、「私がここで体調が悪いと言ったりすると、周りに迷惑がかかる」と思ってしまう。

 

 

だから、ガイドは何かとお客さんに声をかけて、反応を見ます。

 

「〇〇さ~ん、元気?」「△△さ~ん、日差しが気になる?」「オッケーですかぁ?」

 

お客さん側からすると、「テンション高くてうるせ~ガイドだなぁ」と思うんでしょうけどね(笑)。

 

でも、体調が悪かったり、水が怖かったりする人は、声をかけられた時の反応が明らかに鈍いんです。

 

だから、お客さんの状況把握のために、声かけは必要なんです。

 

「声をかけて、何か言ってくるのを待つのではなく、その時の反応を見る」ということですね。

 

 

オフィスでも、同じです。

 

「何かあったら、いつでも言ってきてくれ。」と声をかけて、反応を見てください。

 

声をかけて、何か言ってくるのを待つのではなく、その時の反応を見る。

 

 

「常々、『何かあったら、いつでも言ってきてくれ』と伝えながら、部下たちの反応を見ているんですよ。」

 

サポーティブリスニング的には、これが模範解答ですね。

 

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