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【クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」(毎週月曜日配信)】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
対立や矛盾を切り捨てずに、取り込んでいく・・・
というお話です。
おかげさまで、当社の大阪進出は順調に進んでいます。
よく、「大阪と東京で、コミュニケーションスタイルって違うんじゃないの?」と聞かれることがあります。
たしかに、違うところもあります。
でも、だからといって、「研修を関西風にアレンジする」ようなことはしません。
違うところがあれば、取り込んでいく。これが、私の研修開発のポリシーです。
中国に進出した時も同じです。
たしかに、中国人と日本人では、コミュニケーションスタイルが違うところもあります。
とはいえ、中国人も日本人も人間なんですから、根っこの部分は同じです。
だから、安易にローカライズせず、できるだけ中国人と日本人が一緒に受けても大丈夫なように工夫する。
そうやって、取り込んでいく。より普遍性を高くする。
おかげで、中国に進出して4年になりますが、研修の内容がグンと進化しました。
思考法のひとつに、「弁証法」というものがあります。
これ、学生のころはサッパリ使えませんでしたが、今では重宝しています。
対立や矛盾を切り捨てず、取り込むことで、より一層高い境地に進化させていく。
ポイントは、対立や矛盾に出くわした時に、相手の立場になって考えることです。
相手が見ている風景を、肩を並べて見ているように。
そうして、相手の立場と自分の立場を行ったり来たりして、ウンウンうなる。
人間の認知能力って素晴らしくて、そうしていると必要なことに気づくのです。
これが、「引き寄せ」とか「降りてくる」と呼ばれるものです。
「引き寄せ」なんて言うと、オカルトっぽく感じるかもしれませんが、そうではありません。
「アンテナを張るから、ほしい情報がとれたり、必要な人と出会えたりする」ということなんです。
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