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【クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」（毎週月曜日配信）】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
褒める・叱るではなく、認めて育てる・・・
というお話です。
褒めて育てるか。叱って育てるか。
よく、こうした議論を耳にします。
私は、この手の二者択一的議論に、どうも馴染むことができませんが、
敢えて言うと、褒めて育てるというより「認めて育てる」という感じかなと思います。
良いところがあれば、当然ながら認めます。
悪いところがあれば、これも認めるんです。
「あなたは、時間にルーズなところがあるんですね」
「あなたは、体調管理ができていないことが多いですね」
「あなたは、仕事に取り掛かるまで時間がかかりますね」
叱るのではなく、認める。
「あなたには、こういうところがありますね」ということを認識して表現する。
「叱られる」と思うと、人は反発したり取り繕ったりします。
内心では、「自分にはそういう悪い点がある」と思っていても、認めようとしなくなります。
叱るのではなく、事実に即して「認める」。
そうすると、当人も「ええ、自分にはそういうところがありまして…」と素直に認めやすくなります。
そうしたら、「じゃあ、そういう自分を改めようと思っているの？」と聞いてみる。
「思っているけど、なかなか…」と言い出したら、しめたものです。
「じゃあ、そういう自分を改めるにはどうすればよいのか」を一緒に考えていけばいい。
これが、聞く力を活かしたフィードバックの基本です。
上司の皆さん、部下の良いところも悪いところも、たくさん認めてあげましょう。
そうして、より良くするにはどうすればよいのか、一緒に考えていきましょう（＾＾）。
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