vol.403 => なぜ、対話力を強化するのに「聞く力」からアプローチするのか・・・

□■□■---------------------------2017.4.24---□■□■

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クロスロードの辻口です。

 

今日は、

 

    なぜ、対話力を強化するのに「聞く力」からアプローチするのか・・・

 

というお話です。

 

 

よく、「なぜ、対話力を強化するのに『聞く力』からアプローチするのですか?」という質問を受けます。

 

一般に、対話力というと「話す力を強化しよう!」と考えがちです。

 

でも、対話には「話す」「聞く」という二つの側面があります。

 

そして、ほとんどの人は「話す」ことばかり考えていて、「聞く」ことを意識して行っていません。

 

だから、「聞く力」には伸びしろがある。

 

こういう説明を、いつもしています。

 

 

でも、実は、もうひとつ理由があります。

 

「聞く」ことを体系的に学んで実践していると、「話す」ことと共通しているのがわかってきます。

 

そうです。「聞く」と「話す」は表裏一体なんです。

 

 

「(相手の頭の中を想像しながら)わかりやすく話す」

 

「(相手の頭の中を想像しながら)サポーティブに聞く」

 

これって、実はほとんど変わりありません。

 

相手を思いやりながら、聞きやすくしてあげる。あるいは、話しやすくしてあげる。

 

マインドも、プロセスも変わりありません。方向が逆なだけです。

 

 

「なぁんだ。話すも聞くも同じじゃないか!」ということがわかると、「話す⇔聞く」の切り替えが簡単になります。

 

そうすると、「話す⇔聞く」を自在に使いこなせるようになります。

 

「話す⇔聞く」が連動するような感じですね。

 

こうなると、対話力(会話による合意形成能力)は一気に向上していきます。

 

私が今年から注力している研修「ストーリーシェアリング」は、この感覚が得られるように配慮されています。

 

 

対話力を強化するのに「話す力」からアプローチすると、どうしても「うまく話そう!」と努力してしまいがちです。

 

そうすると、独りよがりになってしまって、会話時の一方通行が強化されてしまいます。

 

世の中に、「話はうまいけど、あまり仕事ができない人」って、たくさんいますよね。

 

相手を思いやらない。相手の考えを尊重しない。こういう人は、話がうまくても仕事はできません。

 

(もし仕事ができたとしたら、周囲の人に迷惑をかけているはずです)

 

 

かっこいい「プレゼンの名手」を育てるよりも、地味だけど「話す⇔聞くを使いこなせる人」を育てたい。

 

そう考えています。

 

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2017年4月

 ●公開講座 ストーリーシェアリング ⇒ 残席4です。

  4/26(水)9:30~18:30

 

 

2017年6月

 ●公開セミナー なぜ、これからの時代は「聞くこと」が大切なのか

  6/7(水)15:00~17:00

 

 ●公開講座 サポーティブリスニング

  6/13(火)9:30~18:30

 

 ●公開講座 ストーリーシェアリング

  6/20(火)9:30~18:30

 

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