vol.277 => やさしい言葉を使うのって、むずかしい・・・

□■□■-------------------------------------------2014.10.6------□■□■


    聞き上手な人が増えれば、世の中はもっともっとハッピーになる!

        【クロスロード辻口の、聞き上手になるメルマガ】

                   (「ほぼ」毎週月曜日配信・・・)


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クロスロードの辻口です。


今日は、

       やさしい言葉を使うのって、むずかしい・・・。

というお話です。



ここ二週間ほど、メルマガを配信することができず、大変失礼いたしました。


何通か、「どうした?具合でも悪いのか?」というメールをいただいてしまいました。


いえいえ・・・。ただ単に、仕事が遅くて間に合わなかっただけなんです。


申し訳ありません・・・(汗)。



こうしてメルマガを定期的に配信していると、文章を書くのが早いと思われがちです。


でも、私、正直に言うと「遅筆」なんです。


厳密に言うと、文章を書くのは早いのですが、考えをまとめるのが遅いんです。


自分がしっかり納得したことでないと、話したり書いたりできない。



私はなるべく「やさしい言葉」「平易な表現」を使うようにしています。


借り物の言葉は使わない。


分かったようでよく分からない言葉、練れていない言葉は使わない。


自分の中で何度も反すうして、しっくりくる言葉を使います。


自分の話を聞いた人が、「ああ、なるほど。そうか!」という気付きを得て、

スッキリした顔つきになっていくのを見るのは、やっぱり嬉しいですよね。


でも、そういう話をするためには、自分の中でしっかりと消化しておく必要がある。


だから、どうしても、考えをまとめるのが遅くなっちゃうんですよね・・・(苦笑)。



人間って、難しい言葉で理解しても、行動に移せないと思うんです。


いわゆる「腹落ち」しないと、行動に移せない。


今までモヤモヤしていたことが、やさしい言葉でスッキリ理解できると、

「よし、やってみよう!」という気持ちになります。


当社のスローガンは「希望と勇気が湧いてくる教育・研修・コンサルティング」です。


これは、腹落ちすることによって、行動する力が自然と内側から湧き上がってくるような

状態を作りたいと考えて掲げています。



さらに、組織全体でその「腹落ち」が共有できると、大きな力になります。


最近、私は「個人の聞き出す力を強化すること」だけでなく、

「聞き出す力を組織全体の共通概念にすること」に力を入れています。


ここのところ考え続けていたのは、この「共通概念化」に関するコンセプトです。



現在「聞き出す力養成講座」はベーシック・アドバンスの2コースがありますが、

アドバンスの上位に「ダイナミックコース」を新設しようと考えています。


聞き出す力によって、組織のコミュニケーションを「良好にする」だけでなく「活性化する」。


そして、部下や顧客などの「個人」だけでなく、「組織」をグリグリ動かしていく。


講座を導入した組織がこうした力を持てるように、ダイナミックコースの作り込みをしています。


例によって、何度も何度も推敲しますので、実際に発表するのは来年になると思います。


今は、その素材選びと体系化に頭を悩ませています。


この作業、楽しいんですけど、苦しいんですよねえ・・・(苦笑)。


以前勤務していたリクルートに「おもつらい(面白く辛い)」という言葉がありましたが、

まさか50歳近くになって、まだ「おもつらい仕事」をやっているとは思いませんでした。


でもまあ、幸せなことなんでしょうかね・・・(^^)。



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今後のオープンセミナーについて


現在、「聞き出す力養成講座ベーシック一日コース」開催に向けて日程調整中です。


受講してみたいとお考えの方は、事前にぜひご連絡ください。


なるべくご都合に配慮して、開催日程を調整していきたいと思います。


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●編集後記


 私は自宅で仕事をしていますが、とはいえ机の前で腕を組んでいるだけなので、

 子供たちは私がどんな仕事をしているのか、さっぱり理解できないみたいです。


 そこで、自宅近くで休日に講演する機会があったので、次男を連れていきました。


 一番後ろで私の講演を聞いていた次男は、会場の反応がよほど気になったらしく、

 終わった後に一言「みんな熱心に聞いてたけど、2人だけ寝てる人がいたよ」。


 「150人近くもいるんだから、寝る人もいるさ」と口に出かかりましたが、

 次に彼から出てきた言葉が「もったいないよね。こんな機会に寝るなんて」。


 次男は中一ですが、子供なりに価値がわかったのかしら・・・?


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 どうぞ、ご容赦くださいませ。


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 まったく構いません。断る必要もなければ、出典を明示する必要もありません。


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