vol.248 => 「嬉しそうにする」って大切・・・

 

□■□■--------------------------------------2014.3.3-------□■□■

 

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クロスロードの辻口です。

 

今日は、

      「嬉しそうにする」って大切・・・。

というお話です。

 

 

先日、ある知人から「プレゼンがうまくなる即効薬ってないかなあ?」

という相談を受けました。

 

普段なら、「そんなもの、あるわけないでしょ」と受け流すところですが、

相手があまりに真剣なもので、ちょっと考えてみることにしました。

 

そこで、ふと思いついたのが「嬉しそうに話す」ということなんです。

 

嬉しそうに話している人って、なんだか好感が持てますよね。

 

たとえば、自分の扱っている商品を嬉しそうに説明している営業マンのほうが、

つまらなそうに話す人より好感が持てますよね(まあ、あたりまえですけど)。

 

プレゼンでも、「皆さんにプレゼンする機会がいただけて嬉しい」と言われて、

実際に嬉しそうにプレゼンされると、やっぱりこちらも好感が持てますよね。

 

そう思って、「嬉しそうに話すといいよ」と相談者の知人に伝えました。

 

すると、「いや~、それ、結構ハードルが高いなあ・・・」とのこと。

 

どうやら、「別にすごく嬉しいわけじゃないし、そもそも緊張しているから、

嬉しそうに話せって言われても出来ないよ」ということらしいのです。

 

そこで、「嬉しそうに話す練習をしてみよう」ということになりました。

 

 

正直、「いい大人が、何をやっているんだろう」という気もしましたが、

これ、改めて練習してみると、いい経験になりました。

 

何がよかったかというと、「ちょっとくらい嬉しそうにするだけではダメだ」と

いうことが、身にしみてわかったんです。

 

その人に「じゃあ嬉しそうに話してみてください」とやってみたのですが、

ちっとも嬉しそうに見えない(笑)。

 

「ちょっとわざとらしいかな」と思うレベルの3倍くらい大げさにして、

ちょうどいいくらいです。

 

いかに「嬉しい」ということが、伝わっていないかということですよね・・・。

 

 

何をやるにしても「嬉しそうにする」って、とても大切だと思います。

 

嬉しそうに人と会う。嬉しそうにご飯を食べる。嬉しそうにお酒を飲む。

 

嬉しそうに仕事をする。嬉しそうに自宅に帰る。

 

嬉しかったら、嬉しそうにする。それも、すこぶる嬉しそうにする。

 

そうするだけで、間違いなくコミュニケーションは円滑になるし、

なんだか、少し幸せになれるような気がしてきました。

 

 

「嬉しそうに話す練習」をしているうちに、とても気分がよくなったので、

その後に一杯行くことにしました。

 

知人:やっぱり、嬉しそうにするって、大事だよねえ。

 

私 :ホントだねえ。酒も嬉しそうに飲まなきゃ。

 

と、ここまではよかったのですが、

 

私 :昔は家に帰ると子供たちが嬉しそうに迎えてくれたけどねえ・・・。

 

知人:ウチも今じゃ、嬉しそうに迎えてくれるのはワンちゃんだけだよ・・・。

 

なんて話になっちゃいました。

 

すると、

 

知人:キャバクラなんかにハマるのも、「嬉しそうに迎えてくれる」って要素が、

   やっぱり大きいような気がするなあ。

 

私 :そういえば、「嬉」って「女」と「喜」で出来てるよね。その通りじゃん。

 

知人:嬉しそうに話を聞いてくれるしねえ。

 

私 :まあ、あれって、傾聴の基本だからね。

 

 

あ?いやいや、その日は一杯飲んだだけでまっすぐ帰りましたよ。まっすぐね(^^;

 

 

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●編集後記

 

 その後、自宅では、嬉しそうにご飯を食べるようにしています。

 

 なんだか、体の調子もよくなってきたみたい。単純なものですね・・・。

 

 「嬉しそうにする」って、何よりも自分のためになるんですね。

 

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