□■□■--------------------------------------2013.3.4-------□■□■
【クロスロード辻口の、「聞き出す力」を考察するメルマガ】
http://www.cross-r.jp/
■□■□-----------------------------------------------------■□■□
次回のオープンセミナーは、元東京地検特捜部検事の現役弁護士さんに、
「聞き出す力」について語っていただきます。
「元検事の企業法務弁護士が語る、シリアスな場面での聞き出す力とは?」
3/13(水)19:30から開催です。
既に30名を超える方々からお申込みをいただいていますが、
会場に余裕があるので、まだまだ受付可能ですよ。
お申込みは、このメールに折り返しご連絡くださいね。
(本メルマガの末尾に「ご案内」があります)
■□■□-----------------------------------------------------■□■□
クロスロードの辻口です。
最近、興味深いことに気付きました。
私がメルマガやセミナーでお伝えしていることって、
「目新しいこと」は何もありませんよね(^^;
むしろ、「言われてみれば、あたりまえのこと」のほうが多い。
それなのに、若手の方だけでなく、経験豊かなシニアクラスの方々が、
すごく評価してくださるんです。
有難いことです・・・。
でも、彼らからすれば「そんなこと知ってるよ」というようなことを、
なぜ評価してくださるのでしょうか?
それは、「なるほどね、こうまとめればいいのか」とか、
「こう表現すればいいんだね」と理解が深まるからだそうです。
知っていることでも、自分の中でうまくまとまっているわけではない。
わかっていることでも、うまく表現できるわけではない。
自分の中で、うまくまとまれば、より多くの場面で活用できる。
うまく表現できるようになれば、若手の人に対する指導も容易になる。
そういうことらしいです。
こういう姿勢って、頭が下がる思いがしますよね。
「そんなこと知ってるよ」とバカにせずに、
知っていることでも、改めて学びなおそうとする。
新しいことを学んだり、チャレンジしたりするのもいいけど、
知っているつもり、わかっているつもりになっていることを、
もう一度学びなおすことも、とても大切ですよね。
私自身も、そういう姿勢を持ち続けたいと思いました。
また、このことから、
「あたりまえで、言い古されているようなことでも、
きちんと体系的に整理して伝えられるようになれば、
価値を認めてもらえるんだな」ということにも気付きました。
これって、モノの開発でも同じことが言えますよね。
身の回りにある、あたりまえのようなものでも、
きちんと手をかけて、その機能を磨き抜けば、
価値を認めてもらえることがある。
ダイソンという会社が、「吸引力の落ちない掃除機」を開発して
脚光を浴びましたが、これなんかも同じことかと思います。
「目新しいこと、これまでに無かったもの」を生み出すのもいいけど、
「あたりまえのこと、すでにあるもの」をひたすら磨いてみるのも面白い。
そんな気がしました。
ただ、ちょっと気になることも・・・。
先ほど、「若手の人に対する指導が容易になる」と書きましたよね。
こうした「あたりまえのこと」って、これまではOJTや同行営業などで、
先輩から後輩へと、ゆっくり時間をかけて受け継がれていました。
でも、最近は状況が厳しくなってきて、
そんな悠長なことは、言っていられなくなってきた。
とはいえ、「あたりまえのこと」って大切なことでもあるので、
伝えないわけにはいかない。
だから、短い時間で効率よく伝えたい。
そういう切迫した状況だからこそ、
シニアの方が「あたりまえのこと」を学びなおす必要がある。
そんな一面もあるようです。
なかなか、厳しい世の中なんですね・・・。
そろそろ、4月のオープンセミナーの企画を考えていますが、
やはり「あたりまえのこと」をきちんとお伝えしたいと考えています。
厳しい世の中だけど、それをたくましく乗り切っていけるように、
ビジネスの基礎体力づくりをお手伝いする。
そんな感じでしょうか(^^)。
4月のオープンセミナー。来週には、ご案内しますね。
---------------------------------
2013年 第2回目のオープンセミナーのご案内です(^^)/
元・東京地検特捜部検事だった現役弁護士さんに、「聞き出す力」について
語っていただきます。
「元検事の企業法務弁護士が語る、シリアスな場面での聞き出す力とは?」
-通常のビジネスシーンとシリアスな場面とで、共通する/異なるポイント
-話を聞く場面による違いと、話してもらう相手の立場による違い
-聞く前にすべきこと
-あるべき姿勢とは
-必要とされる「力」とは
経営者、危機管理担当者の方は必聴のセミナーですよ。
お知り合いの方のご紹介も大歓迎です。ぜひお誘いください。
●日時 3/13(水)19:30~21:00 (19:00開場)
●場所 東京都中央区日本橋人形町1-11-12
リガーレ日本橋人形町アネックス3F
最寄駅:水天宮前駅 人形町駅
昨年までのセミナー開催場所とは異なります。ご注意ください。
●料金 5,000円
●申込 本メール( mailmag@cross-r.jp )に折り返しご連絡ください。
講師プロフィール
渋谷 卓司(しぶや たかし)
西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士
1990年慶應義塾大学法学部卒業。
2004年ジュネーブ国際大学経営学修士課程修了(MBA)。
1992年4月から2010年3月まで検事。その間、東京地検特捜部等で犯罪捜査・
刑事裁判立会等の検察実務に従事したほか、法務省刑事局付、外務省在ジュ
ネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官として、各種条約交渉を中心とする
国際業務に、法テラス本部総務部財務会計課長、法務省法務総合研究所総務
企画部副部長として、予算等管理部門の総括業務に、従事。所属組織、国籍
を問わず、あらゆる立場の人から様々な話を聞く経験を有する。
2010年4月、弁護士に転職し現在の事務所に入所。検事時代の経験を生かし、
国内外で生じる企業の役員や職員による不正や不祥事に関する事実調査・当
局対応・関連紛争対応・再発防止策の提言などの危機管理・コンプライアン
スを中心とする企業法務に従事。各種企業の第三者委員会委員のほか、総務
省参与、福島原発国会事故調協力調査員等を歴任。著書(共著)に「実例解説
企業不祥事対応-これだけは知っておきたい法律実務」(経団連出版)、「ビジ
ネスパーソンのための企業法務の教科書」(文春新書)。
---------------------------------
●編集後記
先日、「5月のオープンセミナー」でお呼びするゲスト講師の方と、
打ち合わせをしてきました。
もう、5月の準備をしているんですよね・・・。早いなあ。
私自身も、7月の予定まで入ってきているので、うかうかしていられない。
がんばんなきゃ。
---------------------------------
※ 話をわかりやすくするために、割り切った表現をすることがあります。
ご容赦くださいませ。
※ 本メールで得たノウハウや考え方、ヒントなどを、転用、転載、転送
するのは、まったく構いませんし、出典を明示する必要もありません。
遠慮なさらず、どんどん使い回してください(^^)。
※ 「辻口にひと言!」という方は、本メールにそのままご返信ください。
▼配信停止・配信先変更をご希望の方は、お気軽に折り返しご連絡ください。
または、こちらから「登録」「解除」などの手続きをお願いします。
⇒ http://www.cross-r.jp/melma/index.html
▼本メールの内容や、当社の業務などに関するお問い合わせは、
mailmag@cross-r.jp までご連絡ください。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■発行元 :クロスロード株式会社 http://www.cross-r.jp/ ┃
┃■発行人 :辻口 寛一
┃■E-Mail :mailmag@cross-r.jp
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (c) 2013 CROSS ROADS Co., Ltd. All Rights Reserved.