vol.156 => 「時計を見ている」のではなく、「時間を見ている」・・・

□■□■--------------------------------------2012.4.16------□■□■


ビジネス・ストーリーライターの辻口です。


今日は、

   「時計を見ている」のではなく、「時間を見ている」・・・。

というお話です。

 

突然ですが、皆さんは、ご自分の「腕時計の文字盤」を

思い描くことは出来ますか?

 

こうして聞かれると、

意外と、思い出せないものなんですよね。

 

一日に、何度も見ているはずなのに・・・(^^)。

 

昔から言われているように、

人間は、興味・関心のあることだけしか、

記憶に留めないんですね。

 

興味のないことは、何度見ても記憶に残らないのです。

 

一般に「時計を見る」と言いますが、

「時計そのもの」に興味があるわけではなく、

「時計の表しているもの=時間」に興味があるわけです。

 

だから、時計の文字盤のことは、よく思い出せない。

 


これと同じようなことが、

身の回りに、たくさん起きています。

 


たとえば、営業マンの最大の関心事は、

「お客さんが買うか・買わないか=購買意欲」です。

 

そのため、お客さんのことを見るのではなく、

ついつい「お客さんの購買意欲」ばかり見てしまう。

 

こういう営業マンは、訪問回数が多い割に、

お客さんのことをよく理解していない。

 

こんなことが、起きるわけです。

 

他にも、たくさん思いつきませんか?

 

上司が気になるのは、

「部下が目標を達成するかどうか=目標達成の可能性」ですよね。

 

そのため、部下のことを見るのではなく、

ついつい「部下の目標達成の可能性」ばかり見てしまう。

 

こういう上司は、部下との接点が多い割に、

部下のことよく理解していない。

 

そして、ついつい部下を「駒」として考えてしまいがちです。

 

「いつも見ているから、よくわかっているはずだ」と考えるのは、

間違いなのです。

 

では、時計の文字盤を覚えるにはどうしたらよいか?

 

それは、文字盤を描いてみることです。

 

絵がヘタなら、文章でもいいです。

 

とにかく、文字盤を表現しようとすること。

 

そうすると、文字盤のことが覚えられます。

 

同じように、

お客さんのことをよく理解するには、

お客さんを表現してみることです。

 

部下のことをよく理解するには、

部下のことを表現してみることです。

 

私は、営業マンやマネージャーを対象にしたセミナーや研修で、

こうした課題をよく与えます。

 

よく「顧客起点で考えろ」と言いますが、

そんなお題目を百回唱えても、顧客起点で考えることは出来ません。

 

そんなお題目を唱えるより、お客さんを表現してみることです。

 

じゃあ、お客さんを表現するには、どうしたらよいのか?

 

そんなことも、

「まとめ上手になるためのセミナー」でお教えしますよ(^^)。

 

参加される方々は、楽しみにしていらしてくださいね。

 


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 4/25(水)「まとめ上手になるためのセミナー」を開催します。
 
  (お申込みは、このメールに返信してもらえればOKです)
 
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辻口が「ものがたり」を制作する上で活用している「まとめるノウハウ」を
 
体系化してお伝えするセミナーです。
 
 
「まとめる」ということが、真に出来るようになると、仕事が変わります。
 
 
とても重要なことなのに、きちんと学ぶ機会って、少ないですよね。
 
 
それを、体系的に、わかりやすくお伝えするのが、このセミナーです。

 
 
 
名称  「まとめ上手になるためのセミナー」
 
日程  4/25(水) 19:30~21:30(19:00開場)
 
場所  スター貸会議室 飯田橋
      東京都千代田区飯田橋3-4-3 エレガンス飯田橋2階
      詳細地図→ http://bit.ly/jfhqDO
 
内容  1.「まとめる」とは、どういうことか
 
    2.実はスゴイ!「大項目3つ」という考え方
 
    3.これを知れば、もう「感想文」も怖くない

    4.これを知れば、もう「急なスピーチ」も怖くない
 
    5.これを知れば、「自己紹介」も怖くない
 
 
予定  19:00~19:30   開場 参加者同士の交流

    19:30~21:30   セミナー(途中休憩はありません)
 
定員  15名
 
料金  5,000円
 
申込  「セミナー参加希望」と明記して、このメールにそのまま
     ご返信ください。

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※ 本文中、話をわかりやすくするために割り切った表現をしています。

  ご容赦くださいませ。


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